めだか産卵後の採卵方法、孵化後の稚魚の飼育方法・注意点について

飼育編

 

むた
むた

こんにちは!むたです!

今回は産卵や稚魚についてだよ!

私たちめだかは沢山産卵するからね。

みんなに詳しくなってもらえたら嬉しい!

という事で今回はかなり盛沢山の内容になるかと思います…!!

めだか達の産卵についてや、採卵方法、そして孵化に必要な条件や、孵化後の育て方…一気にいってみましょう!!

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産卵時期や条件、準備するもの

めだか達は水質や水温の条件が揃えばどんどん産卵してくれます。

しかしその前に確認して欲しいのが、稚魚を育てるスペースがきちんと確保出来るのか、めだか飼育は水1ℓに1匹が基本なので過密にならずそれが守れるか、また個体数が増えればその分お世話も増えてくる為、それら全てが行える事を条件に繁殖させましょう。

時期・条件

産卵時期 5月~9月頃
水温 20度~30度
産卵年齢 孵化後3ヵ月頃~2年位
産卵数 1回につき5~20個程度
日照時間 13時間位

準備する物

めだか達が産卵していたとしても、産みつける場所がないと困ってしまうので、水草や産卵床が必要です。

水草・産卵床

水草の中でもオススメはホテイ草です。

卵が産みつけられた場合、探すのが少し大変ですが、自然の物なのでめだか達も警戒なく産み付けてくれます。

 

色々な産卵床がありますが、私のオススメはタコ足の様な形状のものです。

ホテイ草と違って卵を発見しやすいし取りやすいです。

めだか達が気に入ってくれるかはその子達次第…

という程難しくはありません(笑)

めだか飼育をしている人の多くがこの産卵床を使っていますよ!

 

※6/25 追記

我が家のめだか達はこだわりがあるようで…

浮くタイプの産卵床にしか卵を産まない様子。

産卵床が少ないと思い、産卵床を増やす際に沈むタイプの産卵床を入れてみたのですが、お気に召さない様でした(;´Д`)

めだか達の個性もあると分かったので、タコ足状の産卵床以外も試す予定なので、また追記したいと思います!!

皆さんのめだか達ももしかしたら、好きな産卵床があるかもしれないので、色々試してみてもいいかもしれません☆

 

卵を入れる別容器

めだか達は産み落とした卵や産まれてきた稚魚をエサと勘違いして食べてしまう事があります。

その為、見つけた卵は水草もしくは産卵床ごと別容器に移して育てます。

この時の容器に関しては、1ℓ1匹の法則は気にしなくて大丈夫です。

サイズは、虫かご位あると飼育・観察しやすいと思います。

 

採卵方法

先ほど、“見つけた卵は水草もしくは産卵床ごと別容器に移して育てます”とお伝えしましたが、もう1つ採卵方法があります。

 

それは、水草や産卵床から卵を1つずつ取って別容器に移す事。

 

何故1つずつ取ってから移すのか…

めだかの卵は細い“糸”で繋がっています。

この糸で繋がっていると、例えば繋がっている卵のうち1つが無精卵(稚魚は生まれない)であった場合、この無精卵はカビやすく、周りの卵に悪い影響を与えてしまう事もあります。

その為、糸で繋がった卵達をばらしてあげる事で元気な卵が育ち孵化率を上げる事が出来ます。

 

水草や産卵床についた卵は1つ1つが離れている事もあれば繋がっている事もあります。

私は、繋がっている場合はそっとばらし、卵飼育用の容器に入れますし、元からばらけている様なら水草や産卵床ごと容器に移します。

 

ちなみに、無精卵は白く濁ってくるので分かりやすいと思います。

また有精卵は透明で、指の腹でそっと持ってあげたらつぶれる事はないです。

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孵化の条件

卵が孵化するのは通常10日~2週間程ですが、水温や日照時間によって異なってきます。

孵化の為のベスト条件

①水がキレイ(水質が良い)もちろんカルキ抜きしてある水

②水温が25度位

➂日照時間が13時間以上

屋内ならライトの使用がオススメ

 

…と言うのが一般的な考えですが、水温が高すぎる!!!(低すぎるのも良くないけど…)という事にだけ気を付けてあげれば、卵は自然に孵化してくれると思います。

我が家のめだか達も上記の様に厳密にベスト条件は作っていません。

それでも孵化しれてくれていますし、元気に育っています。

 

目安としては…

孵化までの日数=250÷水温(℃)

例えば…

水温25℃の場合⇒250÷25=10日 位で孵化予定

水温20℃の場合⇒250÷20=12.5日 位で孵化予定

上記が目安となっています。

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稚魚の飼育方法

孵化からの流れ

①孵化直後~2日

めだかは小さすぎてほとんど見えないと思います…(;´∀`)

お腹に蓄えた栄養で育つため、すぐにエサは必要ありません!

 

②孵化後3日~2週間頃

少しずる大きくなり、泳いでいる姿が確認出来ます。

しかしまだ針の先程度の大きさです。

この頃から食欲が旺盛になってきます。

稚魚用のエサか成魚用のエサを細かくすりつぶしたものを与えて見てください。

頻度は朝昼晩の3回に分ける。

 

➂孵化後2週間~1ヵ月頃

少しずつ魚らしく見えてきます。

ここまで育ってくれたらまずは一安心と言えます。

口が大きくなってくるので、成魚用のエサでも食べられる様になってきます。

様子を見て与えてください。

 

④孵化後1ヵ月半頃

姿はめだかです!(笑)

死亡率もかなり低くなり、ほぼ安心です。

エサやり時間の間隔を広げてOKです。

そろそろ親めだか達と一緒に住む準備をしましょう!

 

➄体の大きさが成魚の半分位になったら…

親めだかと一緒の水槽容器に移していきましょう。

この時は1ℓに1匹の法則を忘れずに、過密にならない様に注意です。

 

稚魚飼育の注意点

密度 多少混みあっていても大丈夫ですが、

容器が稚魚で埋め尽くされてしまう程はNGです!

更に別容器を使用して飼育しましょう!

水温 孵化した時の水温を保つと稚魚は住みやすいです。

屋外飼育なら暑くなりすぎなければ大丈夫。

水質 孵化した時の水が1番心地よく過ごせる為、しばらくはそのままでOKです。
水替え 方法は成魚と同じ。しかし稚魚が小さい為、十分注意する

 

稚魚がうまく育たない…

そんな時は3つ確認して見てください!

①エサは食べられてる?

稚魚の口はとても小さいです。

もしかしたら、エサが大きすぎて食べられていないかも…

 

②病気にはかかってない?

稚魚も成魚と同じで病気になる場合はがあります。

様子がおかしいと感じたら隔離をしたり、必要であれば治療をしてみましょう。

病気に関しては下記を参考にしてください!

めだかの病気種類、原因、対処法

 

➂水は何を使用している?

カルキ抜きのされたキレイな水は使っていますか?

稚魚の飼育には植物プランクトンが豊富なグリーンウォーターが良いとされています。

自然の中の稚魚も植物プランクトンを食べて生活しているので、生活条件を整えてあげるといいかもしれません。

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めだか産卵後の採卵方法、孵化後の稚魚の飼育方法・注意点についてのまとめ

さて今回はめだかの産卵に関する事や、孵化の事、稚魚の事について書いていきました。

どうして産卵しないのか…?

産卵したけど卵はどうしたらいいの?

孵化させるには何をしたらいいの?

孵化したけど稚魚はどうやって飼育するの?

なんて沢山の悩み事が一気に来ると思いますが、この記事を参考に1つずつクリアして、めだか飼育を楽しみましょうね☆

 

条件さえ揃えば沢山産卵しれくれるめだかですが、その分管理やお世話が必要になるので、大変ではありますが、やはりこの産卵からの孵化→稚魚→成魚へと無事飼育出来る喜びはたまりません…(*´ω`*)

我が家のめだか孵化しました!

以上 むたでした(/・ω・)/

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