こんにちは!むたです。
今日はビオトープについてだよ!!
ビオトープは、上手く作ってくれたら
僕らはとても住みやすい環境だね☆
そうそう。めだか飼育してみたいし、
庭やベランダを素敵にしたいって人にも向いてるかな(*’ω’*)
目次
ビオトープとは何か?
まずビオトープとは何かって所から。
簡単に言ってしまえば、ビオトープ=小さな生態系の事なんです。
では、生態系ってどういう事?ってなると思うのですが…
前提条件として、ビオトープには植物、動物、微生物が存在しています。
①植物が太陽を浴びる事で酸素を出したり、植物プランクトンが発生
②植物が生み出した酸素と植物プランクトンを使って動物が生活
➂ビオトープ内にいる微生物が動物のフンや死骸を分解する
④微生物が分解した物を植物が栄養として使う
➄①に戻る
これら①~➄が基本的に人間の手が加わらずに成り立っている事を生態系と呼びます。
そしてこの生態系が容器の中で成り立っているものをビオトープと言うのです。
分かりやすく上記の様に書きましたが…
実は…自然界で食物連鎖の調和が取れているものは広域な意味で全てビオトープと呼ぶそうです。
例えば…カエルが池に卵を産む→オタマジャクシが生活するその池はカエルのビオトープとも言えるのです。
今回はめだかのビオトープを作る事に焦点をあててお話していきますね。
初心者でも作れるめだかビオトープの作り方
まずは用意するものを知り、その後にめだかビオトープの作り方をお伝えします!!
ビオトープに合った容器
…正直なんでも有りです!!(笑)
透明の水槽や、プラ船、スイレン鉢、庭に穴を掘る、火鉢等など…
どんな容器でもめだかビオトープは作れます。
しかし、外に置き、生態系が成り立つ様に考えると、例えばコップ…は小さすぎて生態系が成り立つにはとても難しいと思います。
また、プラ船が大きすぎも難しいので、まずは小さめの陶器のスイレン鉢がオススメです☆
めだかビオトープに合うオススメ水草5選
どんな水草でもめだかビオトープで楽しめるのですが、手に入れやすい事を考えてのオススメです!
①ウォーターバコパ
②ホテイ草(めだかの産卵にもオススメ!)
➂アマゾンフロッグピット(少しの日光でも増えてくれます!)
④アヌビアスナナ
➄アナカリス
これらは大体どこのホームセンターにも売っていたので、手に入れやすいと思います。
イメージしている水草がない!!
こんな水草が欲しい!!という時はネットで購入がいいです。
私のオススメは『チャーム』の通販サイト。
見た事のないような水草があったり、その水草に必要な情報が書かれているので、初心者にも分かりやすいと思います(=゚ω゚)ノ
めだかビオトープで楽しめるオススメ生態
今回はめだかビオトープを作る為にお話しているので、めだかが居る事は前提で、相性の良い生態を紹介していきます!
ヒメタニシ
容器についたコケをお掃除してくれます!
水草を食べてしまう事もないので安心です。
ミナミヌマエビ
容器についたコケやめだかのエサの食べ残しをお掃除してくれます。
更には底に敷いた石もキレイにしてくれます(植物プランクトンを食べている…はず。)
めだかのエサは植物プランクトンが十分に発生していれば必要ないのですが、エサをあげる楽しみもあると思うので、その場合の食べ残しを食べてくれる。
また、タニシさんの殻についたコケをお掃除している姿を見れる事も…!
ちなみに、めだかの飼育では、1ℓに1匹が基本ですが…
めだか飼育を屋外で行っている経験から言うと、もう少し余裕があった方が良いかなと思います。
その為、ビオトープを作った時には、2~3ℓに1匹位がオススメです。
私がビオトープを作る時は、めだか5匹は入れたいので、15ℓ以上水が入るスイレン鉢を用意して、コケの生える様子やめだか達の様子をみて、その後にお掃除隊のヒメタニシやミナミヌマエビを入れていきます。
初めてビオトープを作る時ってどれくらい生態を入れたらいいのか分からないと思うので、自分できちんと観察しながら、生態を増やしていく事をオススメします。
底土も準備忘れずに!
ビオトープを作るにあたって、底土は欠かせません!
何故なら、水をキレイにしてくれるバクテリア達の住処だからです。
オススメは赤玉土です。
植物を植える事も出来ますし、なんといっても水質浄化の効果がすごいです。
他にも色々な底土がありますが、初めてビオトープを作るなら、赤玉土がいいでしょう!
その他ビオトープにあると楽しめるもの
水草や底土は絶対に必要になってきますが、その他に流木やめだかの隠れ家、石なんかもビオトープに入っていると楽しめると思います。
ビオトープの作り方
①容器に底土を敷きます→高さは底から5㎝位あるといい
②土に植えるタイプの水草を植える
➂水道水をいれる
④浮草を浮かべる
➄水中の水草や石、流木の最終調整をする
⑥カルキ抜きをする(薬剤を使うとすぐにカルキが抜けます)
➆水合わせをしてからめだか達を入れる
※作業を始める前に容器をどこに置くのか決めて、そこで作業しましょう。
土や水を入れた後だと移動が大変です(^^;
日当たりが良い所にビオトープを置いておけるように、場所の確保も必要です。
行程が沢山ある様に見えますが、やっているとあっという間に自分だけのビオトープが出来上がりますよ♬
ちなみに…日当たりが良いと、水中水草が増えすぎてしまったり、浮草が水面を覆ってしまう事もあります。
その場合植物を間引いたり、取り除いたりして調整しましょう!
また、日当たりが良いと急に水温が上がってしまう事も考えられるのでよしず等で日陰を作り、日光が当たる部分と、日陰の部分が上手く作れるとめだか達が安心して生活出来ますよ(*´ω`*)
めだか初心者でも作れる!ビオトープとは何か?容器や水草についてのまとめ
さて今回はめだかビオトープの作り方をお伝えしていきました!
ビオトープとは何か…?という所から書いていきましたが、実際にビオトープを作ってみたら『これが生態系か!!』と分かると思います!(笑)
ビオトープが上手く作れたら、ほとんど手を掛けずに水草の成長や、めだか達が優美に泳いでいる姿がいつでも見られるので、めだか飼育を始めてみたいけど…って方にはオススメです。
室内でめだか飼育を始めようとすると、エアレーションって?濾過って?って分からない事が多いと思うんです(;´・ω・)
実際に私は熱帯魚飼育を始める時がそうでした(-_-;)
難しい言葉が多かったりして、何度ショップの店員さんに聞いたことか…。
準備する物もありますし、手を掛けないでOKと言えど生き物がいる事に変わりはないので観察等は必要になってきますが、めだか飼育を始めようとする方は屋外・屋内飼育と合わせて、ビオトープも検討してみてくださいね(^^)/
屋内飼育を検討している方はこちら
屋外飼育を検討している方はこちら
以上 むたでした(=゚ω゚)ノ
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